【アダルトチルドレン】鬱病報告と母の反応の違和感
皆さんこんにちは、絶望の春巻です。
今回は、鬱病を家族(特に母)に報告した際の違和感についてお話ししてみようと思います。
これまでの流れ
私の鬱病は、これまで生きてきた中で形成された認知の歪みによる自己卑下的な考え方が大きな原因になっていると思います。
そこへ上司のパワハラがきっかけとして加わり、ついに鬱病という形で爆発してしまったのだと思います。
一つ目のエピソード
鬱病と発覚後、母についに病気になってしまったことを連絡しました。最初は心配してくれていたものの、次に母と会って話した時、驚愕するような言葉が出てきます。
「なんだ、もう元気じゃん」
それを言われた時、かなりびっくりすると同時に切なくなってしまったのを覚えています。同時にこう思いました。
「大丈夫だったら病気になんかなる訳ないでしょう?
私の何を見てそう思うの?」
と。
確かに、元気に見えるように冗談を飛ばしまくっていた部分が私にはありました。
(家にいると、いつも周囲の笑わせ役として行動してしまうのです。アダルトチルドレンの家庭内における振る舞いの特徴の一つです。)
しかし、ご飯を食べる量が明らかに減っていたり、部屋の片付け等の家事が以前にも増して全くできなくなっていることに対して、何の違和感も抱かなかったのでしょうか。
ひどい時は、お風呂に5日程入らない日もありました。
入れるような元気がなかったのです。
それを見ても、聞いても、何も思わなかったのでしょうか。
いまだにこの件は私の中に少しばかりのしこりとして残っているエピソードです。
2つ目のエピソード
ですがその後、さらに驚愕するような出来事が起こります。
「お金を貸してくれない?」と連絡が来たのです。
鬱病に罹患した人は、経済的に苦しい状況に追い込まれる場合が多いです。
理由は明白、働くことができなくなるからです。
それでも国から手当て金を受け取れるだろうと思われるかもしれませんが、手当て金の申請すら辛くてできない人も多いのではないかと思います。
書類申請手続きの煩雑さも、上記の現象に拍車をかけていると思います。
鬱病患者が経済的に困窮するのは、少しネットで調べれば出てくる情報です。しかし、それすら調べなかったのか、と私は落胆してしまいました。
しかも、お金を貸す理由が
「父に車を買ってあげたいから」というものでした。
古い車種ですが、既に車を所持している父に対しさらにもう一つ車を買ってあげたいから、お金を貸してくれと母から頼まれたのです。
子供の鬱病より夫の車が大事なのかこの人は、と怒りが湧いてきました。
アダルトチルドレンの親の自己欺瞞とは
アダルトチルドレンの親は、基本的に普通の親とはあまり変わらないように見えます。
しかし本当の意味では子供を思い遣っていない人が多いのではないかと思うのです。
本当に鬱病の子供が心配であれば、ネットなり本なりの情報源は現代にたくさんあるはずです。
なのに調べない、本当の意味では心配していない。
口先だけの心配しか延べず、あとは他人事。
アダルトチルドレンの親こそが、責任能力の持てない「子供」なのだと私は思っています。
それでは今日はこの辺で。
良い1日をお過ごしください。